modo-cell®の特性

主原料は植物繊維(セルロース)。植物残渣が原料になります。

原材料は、植物繊維(セルロース)・でんぷん・植物由来の天然樹脂・水。植物由来の原料を使用します。ほとんどの植物繊維が主材に適合するため、原料枯渇の懸念がありません。また、製品製造の過程で出るセルロース系残渣(ざんさ)や、地域で発生する農業廃棄物を原料として使用可能です。独自開発した機械により原料を粉砕し、それを用いてmodo-cell®を製造します。

(★1)独自開発した機械により原料を粉砕します。
(★2)着色には食紅等の食品顔料で着色します。そのため懸念される重金属の溶出もなく安全です。

植物残渣の活用例
植物残渣の活用例
山椒

自然環境下で生分解可能。「メタンガス」も発生しません。

modo-cell®は植物由来であるため、地上分解も海洋分解も可能です。
コンポスト等、特定の環境下に限定せず常温での分解が可能なため、分解時に「メタンガス」の発生もありません。

《事業概要

植物繊維形成済み自然分解実験実例

台湾にて下記、《Ⅰ~Ⅳ》の環境下において製品の自然生分解実験を行いました。結果は下記の通りです。
※実験は全て同じ環境下、時期に実施しています。(水・湿度・空気・太陽光)
実験Ⅰ<工場の屋上に放置>した場合、実験Ⅱ<繊維・ビニール袋の中に放置>した場合では、完全生分解には至りません。
実験Ⅲ<土中に埋める>、Ⅳ<繊維袋の中に入れ土中に埋める>の場合では、約3か月後から土壌動物や微生物により、生分解していく様子が伺えます。

 

DINドイツ工業規格(一般環境下生分解認証)を取得(台湾での申請)

JIS K 6955:2017に基づく土壌生分解試験(国内での試験)

modo-cell®その他の主なスペック

耐熱

(熱硬化工法での製品で試験)

-20℃~120℃ 食洗器※1・電子レンジ使用可※2

※1:65℃中性洗剤を使用が条件 ※2:600W2分間での使用が条件

耐用年数 2~3年(使途・利用状況にもよる)
着色用染料 食紅使用のため無毒
廃棄処理 可燃ゴミとして廃棄可能
自然由来のため、燃焼時ダイオキシン等の有害物質が発生しない