7社からの出資を受け、プラスチック代替素材modo-cell®ペレットの国内製造を始動

株式会社アミカテラは、NECキャピタルソリューション株式会社、株式会社オリエンタルランド・イノベーションズ、亀井通産株式会社、国際紙パルプ商事株式会社、Sony Innovation fund、みずほキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社(※50音順)を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施いたしました。これに伴い、本年夏以降にプラスチック代替素材modo-cell®ペレットの国内製造を開始予定です。プラスチックのように手軽に使え、環境にも負荷をかけないmodo-cell®製品を皆様にお届けしてまいります。

■アミカテラが目指すこと
 modo-cell®は、植物繊維(セルロース)が主原料の新素材です。主材を限定しないため、放置竹林の竹や、食品製造時に排出される残渣等、従来使われてこなかった植物資源を無駄なく活用できる点が特徴です。また成型品は、使用後に粉砕し、再ペレット化も可能です。
生分解性もあるため(*1)、そのまま廃棄しても自然への悪影響はありませんが、将来的には、①植物残渣からmodo-cell®製品を生産し、②使用済みのmodo-cell®製品を回収し、再度製品化するというアップサイクルシステムの構築を目指します。
*1 自社実験では、modo-cell®ストローが常温の土壌において約6か月で生分解したことを確認済。2021年にはDIN(ドイツ工業規格)の認証を取得。現在、JIS規格に照らした検証実験を外部機関にて実施中

■プラスチック資源循環促進法の施行に向けて
本年4月から施行された「プラスチック資源循環促進法」において、特定プラスチック使用製品の対象であるストローについては、昨年、熊本県益城工場にてmodo-cell®製ストローの製造を開始しています。また、カトラリー類をはじめ容器・包材などへの活用も可能です。プラスチックの使い捨てを前提としない経済活動の実現に向け、modo-cell®製品を様々な用途でお役立ていただけると考えています。
modo-cell®の素材特性ならびに弊社の掲げる目標にご賛同くださった事業会社様と連携しながら、プラスチック削減、そして循環型社会の実現に向けた新たなビジネスモデルの構築を進めてまいります。

■アミカテラとの連携に向けて ―各投資家様より (※社名50音順)
NECキャピタルソリューション株式会社 執行役員 藤田 直人様
同社の取組は、脱炭素社会の実現に貢献すると共に、世界的な課題である食物残渣や農業廃棄物の処理問題解決にも繋がる画期的な事業として期待をしております。弊社は、事業を通した社会課題解決を目指すCSV経営の実現に取組んでおり、取組テーマのひとつとして「地球温暖化の防止」を掲げております。同社の取組はまさに、弊社が目指すCSV経営に合致しております。共に社会課題の解決に貢献すべく、金融面からサポートして参ります。

株式会社オリエンタルランド・イノベーションズ 代表取締役社長 豊福 力也様
増田会長のもと、勿体ないという素直な思いを起点にごみを減らす・無くす手段として取り組まれている事業は、プラスチックの抱える課題解決に留まらない根源的なアプローチと理解しています。弊社グループでも事業運営の中で資源の再活用など環境へ配慮した取り組みを進めておりますが、今回の出資は取り組みの幅が広がる可能性を秘めており、とても期待しております。一緒に成長できる機会を頂き、心より感謝致します。

亀井通産株式会社 代表取締役社長 遠山 靖様
弊社では昨年よりSDGsの取組を開始し「資源の有効活用(省エネ、省資源)により、自然環境の保全を図る」のテーマを掲げております。
アミカテラ社のmodo-cell®は植物由来であり、食に関わるカラトリー類が使い捨てで無くアップサイクルのシステム構築を目指している点で、弊社と目指す未来が同じであります。また熊本を地場とする地域商社として、アミカテラ社を商流、物流に置いても全力でサポートし、熊本から世界的な問題になっているプラスチック問題の解決に寄与して参ります。

国際紙パルプ商事株式会社 代表取締役社長 執行役員 栗原 正様
 アミカテラ社が製造を行うmodo-cell®は、当社が注力する「総合循環型ビジネスモデル」を推し進める上で欠かせない製品であると考えており、また、今回の出資にあたってはアミカテラ社のmodo-cell®の販売代理店権を取得させて頂きました。
当社は、紙・パルプ製品の販売ネットワークを日本全国並びに、欧州・アジア・オセアニア・南米に構築しておりますが、今後はこの強みを活かしながらmodo-cell®の販売・回収・再利用のサイクルを作り出し、循環型社会の実現に貢献してまいります。

ソニーベンチャーズ株式会社 CEO / Chief Investment officer 土川 元様
ソニーベンチャーズでは、世界的な環境課題である、気候変動、資源、化学物質、生物多様性の改善などに貢献する技術開発に取り組んでいる企業を対象としたファンド、Sony Innovation Fund:Environmentを運営しています。この度、放置竹林や農業廃棄物など非可食の資源からプラスチックの代替素材を製造し、環境問題に貢献をしていくという同社のミッションに共感し、投資を決めました。今後も、様々な面から長期的に同社の成長を支援していきます。

みずほキャピタル株式会社 投資第5部 部長 宇井 修様
放置竹林、食物残渣という安価で大量に存在する原料から化学重合を経ずにバイオプラスチックを製造する技術を確立し、既に当社製品を利用している企業様からも高い評価をいただいていることなどから、この度出資させていただきました。世界的なプラスチック削減に向けたムーブメントに対する貴社のポテンシャルに大きく期待しております。今後はみずほのリソースを活用し貴社スケールアップを側面から支援したいと考えています。

三菱UFJキャピタル株式会社 投資第四部 次長 吉江 泰樹様
世界的にSDG’s意識が高まる中、あらゆる植物繊維の主材利用が期待でき、生分解性も併せ持つ当社のmodo-cell®は、他社のバイオプラスチックと一線を画す素材として、今後益々注目される存在になると考えております。今後、国産ペレットの製造本格化により、「地球に優しい」循環型社会の実現に向け、より一層飛躍されることを期待します。

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